利用者様とご家族の気持ち

05.08

訪問回数を重ね、利用者様とご家族と話す機会が増え、表情や言動からも
『少しずつ関係性が築けてきたかな』
と手応えを感じることがあります。

しかし、この間心が折れてしまいそうなエピソードがありました。

数ヶ月に渡り、入浴介助に入らせていただいている利用者様とご家族のお話し。

訪問当初から、ご家族が威圧的な口調で、自分達の確率したやり方や信念などがあり、
難しいキャラクターでした。

前述したように、訪問回数をかさねるごとに、ご家族の表情も言動から私たちを受け入れ、
信頼関係が構築されてきたのだと感じていました。

ここ最近は、ご家族にお話を伺ったりすると、
『うん、そうだね~。』
『ありがとう。』
『特に気になることないよ。』

と穏やかに話されたり、時々笑顔も見られたりしていたので、時間はかかったけれど頑張って
良かったなぁと思っていました。

これからますますリハビリも安定して、この状況を維持していただきたい!と前向きなことを考えていました。                                                                                     

しかし、入浴介助やリハビリなど以外にも、観察をしている皮膚の所見があるのですが、

そちらに関して、リハビリのスタッフに
『医師と看護師の見解が違う』
『看護師は皮膚を見てさえくれればいい』
『悪くなってると思ったらこちらが言う』
と不満げなご様子で話されていたようです。

思わず、
『えぇっっっ?!』
『見てればいいって、、、私たち看護師ですが、、、』
と。

何か気になることや疑問や不安なことは、訪問終了時前に必ず聞くようにしているのですが、
いつもないとおっしゃっていました。
またその所見については、
『大丈夫、先生に診てもらってるから』とさらりと返事がある位でした。

思っていること、感じていること、分からないだとか、不安だとか、吐き出して頂きたい、、、

訪問終了前にはそういう時間を作っているのだから、、、

このときに、初めて私たちの思いと、利用者様とご家族の思いが違っていたんだと感じました。

そして、改めて訪問看護、信頼関係の構築の難しさを痛感しました。

今の事業所は、受け持ち制です。
受け持ち制にすると、様々な角度からのアセスメントに欠けたりすることもあるかもしれません。

看護師が複数入れば、それだけの数のアセスメントや提案、方法も出てきます。
 しかし、利用者様やご家族にとっては、症状ひとつとっても説明が違う、やり方が違う、とご意見を頂いたり、
混乱や不信感を抱く場合もあります。

今回のご家族の意見をどうとるかはスタッフの受け止め方次第ですが、、、

こういった意見の表出には、まず感謝をお伝えすることが大切だそうです。

ただ、その意見や主張に対して妥当なものか、過剰なものか、キャラクター的なものなのか、
冷静に判断することが必要です。

私は『えぇ!?それ何て?!ショック』と思わず、叫んでしまいましたが、

ご家族の立場になると、
『それってどうなのですか?』
『こういわれたけれどどうですか』と面と向かっては
なかなかいいづらいものですよね。
きっと。


やはり、ご家族の立場に立てていなかったのでしょうか。
不安や疑問の表出が出来るような環境作りが出来ていなかったのでしょうか。

いろいろ考えていたら、今までの訪問での関わりを振り返る良い機会となりました。

今後もそのご家族との関わりは長いので、色々なアプローチを試してみて、
ご家族を振り向かせてみたいと思っています!!


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