傾聴

04.08

訪問看護は、床擦れのケアや胃瘻の管理、人工呼吸機の管理だったり、

少し応用を利かせた看護技術が必要だったりと、そのようなイメージばかり持っていました。

しかし、働いてみたらそのような処置やケアばかりではなかったことに驚きました。

 

例えば

『便秘がちで、おなかが張って苦しい』

『夫の介護がしんどい。くたびれた』

などなど、利用者さまの抱える悩みや問題は様々です。

 

便秘に対しては、便秘改善のための食事療法や運動療法、おなかのマッサージ、タイ古式マッサージ、

内服薬(頓服)に対しての助言などさせていただいています。

 

病院でも、便秘に対して訴える患者さまはいらしたので、ケアや処置・看護という面では想像がつくかもしれません。

 

では、介護疲れに対してのケア…って何だと思いますか?

 

それは、”お話を聞くこと”なのかもしれません。

 

もちろん、他にもアプローチする点はありますが、

利用者さまは、お話を聞いてもらえることをとても楽しみにしてくださっています。

 

老老介護が多くなり、介護疲れから相手に暴力を振るってしまったり、介護を放棄してしまったり、

心身ともにバランスを崩してしまったり…と様々なお話を聞いたり、ニュースで目にすることが多くなりました。

 

介護者(家族)が一人で抱えるには身体的にも精神的にも大変なことだと思います。

ですから、私たちの訪問で、話して吐き出す、それで少しでもリフレッシュしていただけたら嬉しく思います。

 

『今朝、デイサービスに行くときに~だったのよ、全く嫌になっちゃうわよ』

『くたびれちゃったわよ。死にたいって思うの』

『夜に息子が来てね~、○○したのよ』

『昔はね~』

など、何でもないお話をさせていただいています。

 

昨日の出来事、

最近の嫌だったことや嬉しかったこと

家族で過ごした印象的だった出来事、

昔のお話、

学生だった頃のお話、

こどもたちへよく作っていた料理のお話や育児について、

など

 

それが、案外大切だったりするのです。

 

私は、訪問を始めたときに

“これでいいいの?!”

“これでお金頂いていいの?!”

と自問自答したことがあります。

 

前職場や現職場のスタッフと幅広く意見を聞きたくて、エピソードを話したことがありました。

 

そして、返ってきた言葉の数々が

『それは大事だね』

『これからは必要なことだよ』

でした。

 

何度か訪問を繰り返し、その大切さを感じてきました。

 

『お話が出来て良かったわ』

『また頑張れそう』

 

そのような嬉しいお言葉をいただくこともあり、

 

“何か出来ることがあればしたい、力になりたい”

 

と自分自身の原動力とやりがいに繋がり、気持ちの変化があったことも確かです。

 

私たちは必要とさています。

 

ぜひ、一緒に訪問看護をやってみませんか?

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